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お末と竹松の恋物語
喜多八と石川県観光
|2007年7月 7日
どうも!!三代目です。
実は7月1日に粟津温泉がNPO法人地域活性化支援センターより
“恋人の聖地 おっしょべ恋物語/粟津温泉”
として登録されました。
http://www.kitahachi.com/topics/2007/07/post_6.html
今日はその元になった民話“お末・竹松恋物語”をお伝えします。
むかしむかし、今から400年くらい前のことです。
粟津温泉の宿屋にお末さんと申す女の子が奉公しておりました。
年の頃は16、7歳、瞳は黒く頬はりんごのように赤く愛くるしい顔立ちでありました。
ある日のこと、向いの宿屋に奉公している竹松さんの事を一目惚れしてしまいました。
竹松さんは色浅黒く凛々しい面構え、いつも黙々と一生懸命働いていました。
或る雨の降る宵、お末さんはその切ない想いを胸に抱いて窓にもたれていると、竹松さんの凛々しい横顔が夜空にポゥと浮かぶのです。
お末さんはたまらなくなって行燈の火を消して下へ降りてゆきました。
竹松さんのいる宿屋の玄関のわきに大きな松の木があります。なんとお末さんはその松の木をよじ登り、
竹松さんのいる部屋を目指して屋根の上を猫のようにはって行きました。
ところが雨に湿った木羽根板を踏みしめたお末さんはあっという間に軒下の草むらへ滑り落ちてしまいました。
物音に驚いた人々がぼんぼりで照らしてみると、あの可愛らしいお末さんが腰をひどく打って倒れているのです。
翌日お末さんの冒険が粟津の湯の町に広がりました。
事の次第を知った竹松さんはお末さんをかごに乗せて粟津温泉から2里(8キロくらい)ほど離れた故郷の江指まで連れてゆきました。
あくる4月、めでたく結婚したお末さんと竹松さんは奉公していた宿の人々に挨拶して周り、那谷寺の観音さまにお参りしました。
その時、境内の椿の花が二人の恋の成就を祝うように赤くほのかに咲いていたということです。
『北陸・あわづ百科・温泉草子』より抜粋

粟津温泉のお末さんと竹松さんの銅像です。
そしてこの民話を元に生まれた唄が8月23日、24日、25日の粟津温泉最大のイベント“おっしょべ祭り”
で粟津温泉の町中に流れ24日と25日の夜に町の人々や各旅館にお泊りのお客様たちがみんな自由に参加して町中を踊り歩く
“おっしょべ踊り” の曲“おっしょべ節”の歌詞なのです。
“おっしょべ節”
一、おしょべナァー、ちさい時や 負われたり 抱かれたり
ややの乳まで のんだそな
二、おしょべナァー、十七 湯宿の窓に もたれ
誰に粟津の もの思い
三、おしょべナァー、はずかし 竹松さんに こがれ
つのる想いの 文を書く
四、おしょべナァー、胸の火 消されぬ 春の夜は
のぼりつめます 松の木も
五、おしょべナァー、願いが かのうて 二人で
那谷観音 礼参り
この唄に乗せて踊る“おっしょべ踊り”是非皆様も8月24日、25日にご来館の折はひと夏の思い出にこの踊りにご参加下さい!!

三代目でした。
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