蟹の種類のお話
当館で提供している蟹にはさまざまな種類がございます。
風味や香りが違う蟹の種類をそれぞれご紹介!
-
1.幻の希少種「黄金ガニ」
元魚屋の喜多八だから、手に入る「幻の蟹」。
黄色く輝くような見た目から地元で「黄金ガニ」と呼ばれています。
「黄金ガニ」は山陰沖の水深千メートル前後で、『褐色のズワイガニ』雄と『紅色のベニズワイガニ』雌が交配することで生まれた個体です。ズワイガニのうま味と紅ズワイガニの甘みを兼ね備えた味は絶品とされ、数千~数万匹に1匹程度しか水揚げされない希少種とされています。
通常、紅ズワイガニとズワイガニの生息する水深が異なるので産まれることは滅多に無いのですが金沢近海のごく限られた地点で一緒に生息している場所があり、このとおりハーフの蟹が見つかることがあるのです。
ぎゅっと凝縮された、通常のズワイガニとは明らかに異なる甘味と旨味の乗った味わいです。 -
2.ずわい蟹
冬の日本海の料理の王様、特に“活きた蟹”いわゆる“活蟹”は蟹解禁時期の11月から3月までお楽しみ頂ける北陸の名物です。
ずわいで無ければ堪能できない濃厚な蟹味噌と蟹刺し、そしてボリューム感を存分にお楽しみ下さい!
“生で良し”“焼いて良し”“蒸して良し”の三拍子!
これぞ冬の北陸の味覚の醍醐味です! -
3.香箱蟹
蟹解禁のさらに短い期間11月から12月までしかご賞味頂けない希少なズワイガニの雌蟹です。
読み方は(こうばこがに)と言います。
読んで字の如く卵を盛った“子持ち蟹”そのウチコの濃厚さソトコの食感はズワイガニとは別格の味わいが楽しめます。
“小さいながらもニクイ程に美味しい奴!”
是非ご賞味下さい。